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ジョシュ、ジョシカクを語る Part.2
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――JBエンジェルス、なつかしいですねぇ。当時から、日本の女子プロレスのレベルは闘ったですからね。見たら夢中になりますよ、確かに。
「WWFに遠征してきた彼女たちは、ホントに信じられないような試合をしてたんだよ。男子にもできないような、あらゆるテクニックを使いこなすんだからね。すぐに大ファンになったんだ。それから、ボクは高校に入ってレスリングを始めたんだけど、そこでも女子が持つポテンシャルの高さは印象に残ったね」
――たとえば、どんな部分で、ですか?
「当時、女子のレスリング選手は少なくて、男子と一緒に練習していたんだ。彼女たちは男子に負けないように、頑張ってやってたよ。そういう中で、女子の選手は気持ちの面でも技術の面でも、凄い可能性があるなって思ったんだ。もちろん、男子とまったく同じような試合をしろっていったら無理かもしれない。でも、試合では女子は女子と闘うんだから問題ないよね。その時だよ、女子格闘技には、いい未来が待っているなって感じたのは」
――女子には女子の優れた面がある、と。
「教える側に立つと、そのことがよく分かるんだ。女子選手の方が、指導者の言うことを集中して聞いてるんだよね。練習中、全般的に集中できているのは女子の方だった。コーチとしては女子の方が教えやすいくらいで、男子より女子の方が、格闘家としてのポテンシャルが高い選手が多いんじゃないかって思ったよ」
――格闘技イコール男がやるもの、というイメージは間違っている、と。
「そう思うよ。それに日本では、女性が闘うということに対するネガティブなイメージは少ないと思う。そういう環境というか、風土が日本にはあるんじゃないかな。たとえば弓道やなぎなた。ああいう武道だって、闘う技術ではあるよね。それを女性がやることに、なんの抵抗もないわけだから」
――確かにそうですね。
「それに柔道、空手。女子レスリングも、ここ10年、日本は世界のトップを独走してる。日本にはそういう歴史があって、しかもそこになんの抵抗もないんだ。それは素晴らしいことだよ」
――“闘う女”という意味では、ジョシュさんも好きなマンガ、アニメにも日本特有の文化がありますよね。ここ10年くらい、マンガを見ると闘ってるのはだいたい美少女で、男はそれを見守るだけ(笑)。
「そうそう、そういう文化も外せないよね。きっと、何かしらのサイクルがあるんじゃないかと思うんだ。20年くらい前は、女子プロレスラーに女の子たちが熱狂してたよね。その役割を、今は戦闘美少女のマンガが果たしてるんじゃないかな。そして今後は、同じ役目を女子格闘技が果たせるようになれればいいと思う。一定のニーズは、必ずあるんだよ」
――ただ、女子格闘家がメディアに取り上げられる場合、ほとんどの場合テーマが決まってしまっているんですよ。それは“彼女はなぜ闘うのか”ということです。単に好きだから、じゃダメみたいなんですよ。「お母さんは心配してませんか?」みたいな見方もあって(笑)。
「ああ、なるほどねぇ。男子でも、そういうことを聞かれることはたまにあるんだ。結局それって、格闘技を見下してるってことでもあるよね」
――“なんで格闘技みたいな野蛮なことを?”ってことですからね。
「でも、そこが注目される時期は、もう終わるべきだよ。女子格闘家も、ファイトスタイルや技術の素晴らしさが語られなきゃいけない。少なくともトップ選手はね。“女性だから”“女性なのに”じゃなく、アスリートとして取り上げられるべきなんだ」

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