

「今の方が明らかに20代の時より体力がありますから。スタミナ・スピード・筋力、全部上回っています」
古川会長との出会いはフィジカルの強化だけでなく、山宮に自信をも生み出した。近藤戦では川村戦より緊張が少なく、陣営が描いていた試合展開も「一応は思った通りにできた」と古川会長は言う。
「山宮くんは前回クリアして今回もできたんで、スタミナもスピードもあるし、打撃力も上がってるんで、次はもうちょっといいKEI山宮を見せられると思います。蹴りとかもそうだし、レベルアップを図ってるんでもうちょっと強くなるんじゃないですかね。もっと面白い試合をメイクできるというか、流れを作れると思います」
「今回が近藤さんとの最後の試合だと思っていたんですけど、とても決着がついたと思っていないというか。まだ終わってない感じがするんです。再戦もまたあるだろうし、だから休もうと思えないんですよ」
そう話していた山宮は、さっそく6・1パンクラス後楽園ホール大会で金原弘光との対戦が決定した。
“ベテラン同士の、味のあるスルメやエイヒレのような試合ができればいいなと思います”
ブログでは独特の言い回しで試合への意気込みを語っている。
「今のテンションなら休まなくてもいけそうな気がするし、今はすごく気持ちが盛り上がっています」
強さを求めパンクラスを出港した山宮は、欲していた実力を身につけ帰港を果たした。
自信と達成がどう人を変えるのか。そして、パンクラス重量級により活性を呼び込むことができるのか。今後の山宮の戦いに、それが試されることとなる。
ライトヘビー級5分3ラウンド
○KEI山宮(GRABAKA)
(判定 2-0)
●近藤有己(パンクラスism)
